長野県天龍村にブッポウソウを見てきました!探鳥記 2023.07

国内

環境省のレッドリストに登録されており、野生での絶滅の危険性が高いと指定されいるブッポウソウ。
ある方のブログで長野県の天龍村で4つの卵が孵化したと知り、思い切って遠征してきました!

天龍村の公式サイトで巣立ちする日をチェックします

実は天龍村のサイトで毎年の「渡来確認日」「産卵日」「ふ化日」「巣立ち日」が発表されていますので、大体の巣立ちのタイミングを予測して現地に行くことができます。
http://www.vill-tenryu.jp/tourism/nature/buposou/bupposo_observation/

東京駅から一本乗り換えで行ける実はアクセスのいい場所

行きづらい場所なのかと思っていましたが、意外と都内からでも新幹線豊橋駅から飯田線に乗り換えるだけで行けるアクセスの良い場所でした。(3時間半〜5時間くらいかかりますが。)

日帰りでも行ける場所なのですが、出来れば豊橋駅からの飯田線の始発6:00に乗りたく、前日は豊橋駅で宿泊しました。

本当は天龍村の平岡駅の「ふれあいステーション 龍泉閣」に宿泊したかったのですが、満室だったので早めの予約が必要ですね。ちょうど雨の多い時期でもあるので、スケジュールが立てづらいなと思いました。


朝6時の天竜峡行きの電車に余裕で間に合い乗車。

途中の駅で学生さんたちが大量に乗ってきましたが、平岡駅に着く頃には乗車しているのは私だけ。
長時間の乗車ですが、トイレもあり安心。

いざ、天龍村でのブッポウソウ観察へ!

平岡駅から徒歩10分程度で天龍村役場の隣りの自慶院さんに到着。
こちらの敷地を開放してくださっており、遠目からブッポウソウを観察できます。

既に20名ほどがブッポウソウを観察しておりました。
着いたときは日陰だった場所が、お昼に近づくにつれて直射日光の当たる場所に。。。

同じ場所から見える平岡橋にもブッポウソウのための巣箱を設置してあるそうですが、この年は来なかったそうです。

四羽のブッポウソウの幼鳥が見れました!

着いた時に幼鳥が半分くらい身体を巣から出していて、巣立ちするシーンが見れるのかとドキドキしてました。

エサはまだか〜!?

巣箱の前にこのような鉄があり、親鳥は一度こちらに止まってから巣箱に飛びます。
親鳥が30分に一回くらいエサを持ってきて子どもたちに与えてました。ほとんどセミだったような気がします。

飛んでいる位置によっては緑バックで撮影できます。

暑すぎて他の野鳥たちの数は少なかったです。

20分ほど歩いた清水橋にも巣があるらしいのですが、あまりに暑い日で諦めました。
ヤマセミも見られるという情報もネットにあったので、いつかまた来たい場所です。

場所を開放してくださっているので帰りに購入しようとしていたのですが、完全に失念してしまいました。。

巣内の様子がライブ配信されていて中の様子が分かります。

ランチは駅に併設されているレストラン 龍泉へ!

8時30分〜12時頃までブッポウソウを観察して、平岡駅のふれあいステーション 龍泉閣の1階のレストランでランチを食べました。

メニューが豊富すぎて悩みましたが、7月下旬〜11月上旬限定の「ていざなす定食(900円)」をいただきました。
これが本当に美味しくて、、、。

ランチ食べて、駅でお土産を購入し、長い長い帰路に着きます。
切符は車内で車掌さんから買う方式でした。

森の宝石とも呼ばれる初めてのブッポウソウに感動した旅でした!

「森の宝石」と呼ばれているブッポウソウですが、その名の通り今まで見たことのない色の野鳥でその美しさに感動しました。
観察場所から巣まで結構距離のある場所なのですが、子育てしている時はこれくらい離れて当たり前なので問題なし。
時期的にはとっても暑いので、出来れば夕方や朝方に観察するのがオススメです。
来年もタイミングがあればまた来たいなと思っております。

天龍村 自慶院
住所:〒399-1201 長野県下伊那郡天龍村平岡883
アクセス:飯田線枚岡駅から徒歩15分ほど
トイレ:役場のトイレを貸していただけそう
駐車場:

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